積算代行にかかる費用はいつわかる?依頼の流れを解説
積算代行は、まず代行会社へ依頼をすることから始まります。工事の内容や積算の範囲などを確認してから、必要な費用が算出されます。その後、積算依頼確認書を提出してもらい、積算の実施といった流れです。
積算代行を依頼してから必要な費用がわかるまで
積算代行の依頼がどのように進んでいくのか、一般的な流れを解説します。
積算代行の依頼をする
まずは、積算代行会社に依頼をします。積算依頼の受け付け方法は会社によって異なるため、ホームページなどを確認してください。一般的には電話やメールで受け付けているケースが多いです。最近はLINEなどSNSを使って依頼を受け付けている場合もあります。
依頼する際には、建物の区分や積算の範囲、希望納期などを確認されます。この時点で「納期が短すぎる」などの理由で対応が難しい場合、依頼を断られてしまう可能性があるため注意してください。反対に、依頼を受けてもらった場合は、作業内容や納期に問題はありません。
また、具体的にどのような業務を依頼できるのかわからない方は、この時点で積算代行業者にどういった業務を代行しているか問い合わせてみましょう。
試算
実際に依頼をしたら、どれくらいの費用がかかるのか計算してもらいます。費用の計算のために必要なのが意匠図です。積算代行の費用は作業のボリュームによって変化し、それを確認できるのが平面図や断面図などの意匠図です。意匠図をもとに試算書を作成・提出してもらい、内容や価格設定などに問題がないか確認していきます。
試算書には料金はもちろんですが、納期や積算範囲などが記載されているため、細かく確認しましょう。また、料金次第では依頼を取りやめたいと考えることもあるかもしれません。この時点ではまだ正式に契約しているわけではありませんので、依頼を取り下げることも可能です。試算を行ってもらったら必ず依頼しないといけない決まりはないため、ご安心ください。
受注
試算書に納得したら、正式な契約となります。受注後、代行会社が作業を行う前に積算依頼確認書を送付します。そこには、積算項目や価格、室名などが記載されています。積算依頼確認書をベースに、積算代行の打ち合わせを行うケースが多いです。
積算を行う上で、図面だけではわからない情報や法令上の問題などが生じる可能性があるため、一つひとつ洗い出して相談しながら積算を行っていく必要があります。この時点では、積算項目の追加や納品日の変更も可能です。変更点がある場合は、早めに相談をしてください。
拾い作業
実際に材料を拾い出していく作業を進めていきます。代行会社によってやり方は異なりますが、質の高い資料を作成するために二重チェックを実施している会社も多くあります。
納品
作業が完了したら、積算書、集計表、積算範囲色分け図、色分け図対照表、積算方針報告書などが納品されます。それ以外にもオプション資料を納品できる場合もあるため、ほしい資料が別にある場合は事前に相談しましょう。また、どのような資料が納品されるかは正式に契約する前に確認しておくことがおすすめです。
上記が、積算代行の依頼の流れです。
積算代行は会社によってやり方などに違いがあります。そのため、依頼をする際に不安な点については、直接問い合わせて確認しておくようにしてください。
積算の流れを知っておこう!工事費用の積算代行を依頼するなら
積算代行はまず依頼をするところから始まります。依頼の方法は会社によって様々ですので、ホームページなどで確認をしてください。
大切なのは、問い合わせの際に不安な点を確認しておくことです。積算代行会社は幅広い工事に対応してはいますが、全ての工事に対応できるとは限りません。
特に繁忙期だと、工事のボリューム次第で納品が間に合わない可能性も考えられます。そのため、積算代行の依頼の時点で工事の大まかな内容や納期、予算などを代行会社に伝え、対応できるか確認しておいてください。その時点で対応が難しいと判明したら、別の会社を探すようにしましょう。
工事費用の積算代行会社をお探しでしたら、EmpowerUsへご相談ください。EmpowerUsでは、作業内容と条件の確認が完了したら、費用をお伝えすることが可能です。他社と比べて安い費用でご依頼いただけますので、積算代行会社をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。